“おうちびと”の漢字の書き方と例文
語句割合
御内人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「上杉どのから、六波羅の御内人おうちびとへ、よい伝手つてを計らわせ給えと、細やかなお添状そえじょう。……それをいただいておりますれば」
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
烏丸家の御内人おうちびとたちが、およそ武蔵の影のさしそうな方角へは、八方に手分けをして、尋ね求めていたらしいのである。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)