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えんせいてき
ふりがな文庫
“えんせいてき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
厭世的
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
厭世的
(逆引き)
江戸一番の捕物の名人と言われているくせに、時々「人を縛らなければならぬ渡世」に愛想の尽きるほど、弱気で
厭世的
(
えんせいてき
)
になる平次だったのです。
銭形平次捕物控:116 女の足跡
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
何となれば、あまりにこれらは
厭世的
(
えんせいてき
)
である、あまりに詩的である。けれど、また、その力となるのも、知識の勝たない真情の発露によるからでもある。
単純な詩形を思う
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
けれども僕はこの詩人のように
厭世的
(
えんせいてき
)
ではありません。河童たちの時々来てくれる限りは、——ああ、このことは忘れていました。あなたは僕の友だちだった裁判官のペップを覚えているでしょう。
河童
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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