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うんじょうびと
ふりがな文庫
“うんじょうびと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雲上人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雲上人
(逆引き)
実際の力も物もない、その尊厳を、守るためだけに、無数の
雲上人
(
うんじょうびと
)
は、
衣冠
(
いかん
)
を正し、位階
勲職
(
くんしょく
)
の古制度だけをやかましく
詮議
(
せんぎ
)
していた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
雲上人
(
うんじょうびと
)
」といえば、高貴の人間のように、今の人には聞えるけれども、社会からすてられた人間の形容詞と思えばよろしいのであつた。貧弱無為の人間の一団であつた。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
それがわしには相応しとるて。ヘッヘッヘ。やつらにゃまたわしのような乞食絵師が相当しとるんだ。だからわしのような者もなけりゃならんのさ。
雲上人
(
うんじょうびと
)
相手の
白拍子
(
しらびょうし
)
ばかりじゃ世の中は足らん。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死――
(新字新仮名)
/
長与善郎
(著)
公卿は、公明な
雲上人
(
うんじょうびと
)
ではなかつた。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
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