“うわがわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上側50.0%
上皮50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肥料は見あたらないから、かれらはこの辺の土壌が深く、そして十分長く休耕状態にあったと考えて、わたしがしたと同様、上側うわがわだけ浅く耕すつもりだろうと判断された。
そのうち馬車が家を離れて広い原へ出た。原だから無論も草も見えないのは当然だが、遠く眺めると、季節だけに青いものが際限のない地の上皮うわがわに、幾色かの影になって、一面に吹き出している。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)