“うろこぐも”の漢字の書き方と例文
語句割合
鱗雲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空には一面に白い鱗雲うろこぐもが漂うて、淡い日があたたかく照っておりました。
(新字新仮名) / 夢野久作(著)
恐ろしいちからで虚空を押移る鱗雲うろこぐも
北斎の絵本『富嶽百景』三巻中には雲を描きしものすくなからず殊に初巻快晴の不二の図は鱗雲うろこぐもに似たるものを
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)