“うまどころ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
産馬地50.0%
馬処50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここは一頭や二頭の馬を飼わない家は無い程の産馬地うまどころだ。馬が土地の人の主なる財産だ。娘が一人で馬に乗って、暗い夜道を平気で通る程の、荒い質朴な人達が住むところだ。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
多分二人で地酒ぢざけ大酒盃おほさかづきかなんかで飲んで、都出みやこでの興世王は、どうも酒だけは西が好い、いくら馬処うまどころの相馬の酒だつて、頭の中でピン/\ねるのはあやまる、将門、お前の顔は七ツに見えるぜ
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)