“うぶぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
産衣66.7%
産着26.7%
初着6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この世に生れ出て、産衣うぶぎを着せられると同時に、今日までにわたって加えられた外界の圧迫から、お前は今始めて自由になることが出来る。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)
ある日、相当な産着うぶぎにくるまれ泣き叫んでる生まれたばかりの大きな男の児が牡蠣籠かきかごみたいな籠の中に入れられて、彼の家に持ち込まれた。
産れる子の初着うぶぎなどを、お作に持って来さして、お産の経験などをくどくどと話した。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)