“うはづ”の漢字の書き方と例文
語句割合
上吊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
健は平然けろりとして卓隣つくゑどなりの秋野といふ老教師と話を始める。校長の妻は、まだ何か言ひたげにして、上吊うはづつた眉をピリ/\させながら其処に立つてゐる。
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
風邪藥かぜぐすりと間違へて呑んだことでせう、何しろ明日祝言といふので、氣持も上吊うはづつて居りましたから