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うのとき
ふりがな文庫
“うのとき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
卯時
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
卯時
(逆引き)
卯時
(
うのとき
)
ばかりに、篠、傘をも差さず、
濡鼠
(
ぬれねずみ
)
の如くなりて、私宅へ参り、又々検脈致し呉れ候様、頼み入り候間、私申し候は
尾形了斎覚え書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「この辺の下人、承はれ。殿の御意遊ばさるるには、明朝、
卯時
(
うのとき
)
までに、切口三寸、長さ五尺の山の芋を、
老若各
(
おのおの
)
、一筋づつ、持つて参る様にとある。忘れまいぞ、卯時までにぢや。」
芋粥
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
翌朝、眼がさめると、
直
(
すぐ
)
に、昨夜の山の芋の一件が、気になるので、五位は、何よりも先に部屋の
蔀
(
しとみ
)
をあげて見た。すると、知らない中に、寝すごして、もう
卯時
(
うのとき
)
をすぎてゐたのであらう。
芋粥
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
うのとき(卯時)の例文をもっと
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