“うとくいんでん”の漢字の書き方と例文
語句割合
有徳院殿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
将軍八代様のお湯殿ゆどの。八畳の高麗縁こうらいべりにつづいて、八畳のお板の間、御紋ごもん散らしの塗り桶を前に、お流し場の金蒔絵きんまきえの腰かけに、端然たんぜんとひかえておいでになるのが、後に有徳院殿うとくいんでんと申しあげた吉宗公で。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)