“うつうつそうそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
欝々蒼々50.0%
鬱々葱々50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千年の銀杏いちょうけやき、杉など欝々蒼々うつうつそうそうと茂った大国魂神社の横手から南に入って、青田の中の石ころ路を半里あまり行って、玉川たまがわかわらに出た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
第十九世紀社会の大烈風はすでにかの上古において垂天の雲のごとき鬱々葱々うつうつそうそうたる貴族的の大木を抜き去れり。すでに抜き去れり。たとい暫時はその緑色を変ぜざるもこれすでに死せる材木なり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)