“うじがみしゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
氏神社100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岡山県の各郡などでは、村々の氏神社うじがみしゃで行うこの協同の祈願祭を、総参そうまいりといい、またせいまいり、せい祈祷ともいっている。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
けっして神さまは打ちてて置かれなかったことは、まえに紹介しておいた蓆旗むしろばたの繩を、氏神社うじがみしゃから子の欲しい家へ、引いてきているのを見てもわかり、または逆歯さかばの生えた幼児のために
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
また現に我々の体験するところの多数無名の氏神社うじがみしゃの通有性とも一致しない。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
氏神社うじがみしゃにつなぐというのも、信心の一つのあらわれであった。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)