“うけもど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
請戻50.0%
受戻50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうせひまも金も下さらないのなら、この金を持つて故郷の古河へ歸り、十年振りで母の顏も見、質に入れた田地も請戻うけもどさうとそのまゝ飛出してしまひました。
驚いたことに、それより三日前、江戸の相模屋の使の者が、五十兩の金を持つて來て、私が昔質に置いた田地を、皆んな請戻うけもどして歸つたと言ふぢやありませんか。
進みて私し江戸に在りし時は全盛ぜんせい土地柄とちがら故主人のひかりにて百五十兩の金子に有り附き古郷へ歸りもと田畑たはた受戻うけもどし家を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)