“うけう”の漢字の書き方と例文
語句割合
請売100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そんな請売うけうりは、通用しませんよ。——だけれど、荒木田様がそういって嘆くのはほんとだと思います。城太郎さんの請売りには感心しないけれど」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「では、烏滸おこな沙汰ですが、私が山僧にかわって聞きかじりの請売うけうりを少しご案内いたしましょうか」
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「——舞之允。今のは、どうもそち自身の口吻こうふんでない所があるぞ。誰の請売うけうりだ」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)