“いもざし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
芋刺83.3%
芋利16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「落ちて來さへすれア、ボチヤンとか何とか音がするだらう——萬一舟から岸へ這ひ上がるやうなら、竹槍たけやり芋刺いもざしにするつもりで待つて居るが、一向音沙汰はねえぞ」
今朝麻布あざぶに不思議な殺しがあつたんですよ——六本木の大黒屋清兵衞の伜の清五郎が、軒の下に芋刺いもざしになつて死んでゐて、かゝうどの何んとかいふ娘に下手人の疑いが掛つたから
銭形平次捕物控:180 罠 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「よし心得た。宙に留めて竹槍たけやり芋利いもざしだ」