“いましろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
今城100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから一刻いっときと経たないうちに、新府今城いましろやぐらから太鼓が鳴っていた。城下には陣触れの貝がながれている。梅は白々と暮れかけている山国の静かな春のたそがれを物々しげに。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)