“いまくまの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
今熊野50.0%
新熊野50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
京もはずれの蹴上けあげの下、今熊野いまくまのの裏に、ちょっと得態えたいのしれない都の中の村がある。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天下の形勢が次第に平家に不利になってくると、湛増の考えも段々変り始めていた。とても自分一人では決め兼ねたので、田辺の新熊野いまくまのに七日間、参籠して祈誓をこらした。