“いはそば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
岩岨50.0%
巖岨50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恐ろしい大きな高い巌が前途ゆくてに横たはつてゐて、あのさきへ行くのか知らんと疑はれるやうな覚束ない路を辿つて行くと、辛うじて其の岩岨いはそばいとのやうな道が付いて居て
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
勿論巖岨いはそばり削つて造つた道だから、歩を誤つては大變であるが、鐵の棒を巖へ立てたり、力になるやうに鐵線はりがねわたしてあつたり、親切に出來てゐるから危いことも無い。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)