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いとかわぶくろ
ふりがな文庫
“いとかわぶくろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
糸革袋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糸革袋
(逆引き)
二人は少しあわて気味で、炭俵や
糸革袋
(
いとかわぶくろ
)
が結びつけられた
背負梯子
(
しょいばしご
)
へ両手を突っ込んで、いま登り来るという武家の眼をのがれるもののように、
社
(
やしろ
)
の裏路を
黄金沢
(
こがねざわ
)
の方へ切れてしまいます。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
与八は、そのグロテスクな石像を作事小屋に担ぎ込んで、後ろの
糸革袋
(
いとかわぶくろ
)
の中から取り出したのが
金槌
(
かなづち
)
と
石鑿
(
いしのみ
)
です。それを両手に持って、小屋の中へ立てかけた悪女の女人像をじっと見据えました。
大菩薩峠:35 胆吹の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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