“いっぱつさんえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
一鉢三衣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次第乞食とは、良い家も貧しい家もえらまず、鉢を持して次第に其門に立ってを乞うのである。或日の事寂照は師の恵心の如く頭陀行ずだぎょうをした。一鉢三衣いっぱつさんえ、安詳に家々の前に立って食を乞うたのである。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)