“いっさんまい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一三昧50.0%
一三眛50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の心を向け直してくれたから、再びまた勉強一三昧いっさんまいになっていたが……そしてもう人から跛者びっこと罵られる機会もこなかったが、しかし一度人の心の裏を知って
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
私は、母の腕に抱かれたまま、もう涙も乾いてしまった顔を挙げて、壁の龕灯がんどうを眺めながら夢のような気持で考えていた。勉強をしなさい、勉強一三昧いっさんまいにおなりなさい。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
新吉は怖い一三眛いっさんまい、早く逃げようと包を脊負しょって、ひょっと人に見られてはならぬとふるえる足を踏締めながらあせります。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)