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いたぞうり
ふりがな文庫
“いたぞうり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
板草履
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
板草履
(逆引き)
良平は
少時
(
しばらく
)
無我夢中に線路の側を走り続けた。その内に
懐
(
ふところ
)
の菓子包みが、邪魔になる事に気がついたから、それを
路側
(
みちばた
)
へ
抛
(
ほ
)
り出す
次手
(
ついで
)
に、
板草履
(
いたぞうり
)
も其処へ脱ぎ捨ててしまった。
トロッコ
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
彼は肩越しに神山へ、こう言葉をかけながら、店員の誰かが脱ぎ捨てた
板草履
(
いたぞうり
)
の上へ飛び下りた。そうしてほとんど走るように、市街自動車や電車が通る大通りの方へ歩いて行った。
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いたぞうり(板草履)の例文をもっと
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