“いしかわのいらつめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石川女郎50.0%
石川郎女50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹取たかとりの翁と娘子等の問答(巻十六)のほかに、石川女郎いしかわのいらつめの、「古りにしおむなにしてや斯くばかり恋にしづまむ手童たわらはごと」(巻二・一二九)があり
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
大津皇子が石川郎女いしかわのいらつめ(伝未詳)に贈った御歌で、一首の意は、おまえの来るのを待って、山の木の下に立っていたものだから、木からおちる雨雫にぬれたよ、というのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)