“いけの”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一行は翌三日福原に入った。入道の弟いけの中納言頼盛よりもりの山荘が皇居にきめられ、四日頼盛はその賞として正二位に任ぜられた。
それにしても、いけの大納言のように、頼朝を頼って都に行ったとばかり思い、宗盛卿、二位殿まで、何かと隔て心をお見せになっていたのだが、まさか、熊野でご入水じゅすいとは知らなかった。
清盛入道の弟いけの中納言頼盛よりもりは使いとして八条女院の御所を訪ね女院に言上した。