“いくぢな”の漢字の書き方と例文
語句割合
意久地無100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども此樣こんな氣候にも耐えてゐなければならんといふ人間は意久地無いくぢなしだ。要するに人間といふやつは、雨をふせぐ傘をこしらへる智慧ちゑはあるが、雨を降らさぬやうにするだけの力がないんだ。
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)