“あられこもん”の漢字の書き方と例文
語句割合
霰小紋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは障子の外に、物のくまのようにうずくまった総髪の中老人、霰小紋あられこもんかみしもを着て、折目正しく両手をついておりますが、前夜怪奇な行法をした、この薬園の預り主、峠宗寿軒に違いありません。
それは障子の外に、物のくまのやうに踞まつた總髮の中老人、霰小紋あられこもんかみしもを着て、折目正しく兩手をついて居りますが、前夜怪奇な行法をした、この藥園の預主、峠宗壽軒たうげそうじゆけんに違ひありません。