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あらかわづつみ
ふりがな文庫
“あらかわづつみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
荒川堤
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荒川堤
(逆引き)
「ツイ十日ばかり前から、
荒川堤
(
あらかわづつみ
)
で狐の嫁入がチョイチョイおこなわれるんですよ」
銭形平次捕物控:112 狐の嫁入
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
荒川堤
(
あらかわづつみ
)
の南岸
浮間
(
うきま
)
ヶ
原
(
はら
)
には野生の桜草が多くあったのを聞きつたえて、
草鞋
(
わらじ
)
ばきで採集に出かけた。この浮間ヶ原も今は工場の多い板橋区内の
陋巷
(
ろうこう
)
となり、桜草のことを言う人もない。
葛飾土産
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
荒川堤
(
あらかわづつみ
)
へ花見に行った帰り途から何らの予告なしに突発した当時の
疼痛
(
とうつう
)
について、彼は全くの
盲目漢
(
めくら
)
であった。その原因はあらゆる想像のほかにあった。不思議というよりもむしろ恐ろしかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
あらかわづつみ(荒川堤)の例文をもっと
(3作品)
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