“あゆかけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
鮎釣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人と巡査と校長の間に持上つた鮎釣あゆかけの自慢話、それから、此近所の山にも猿が居る居ないの議論——それが濟まぬうちに晩餐は終つて巡査は間もなく歸つた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
主人と巡査と校長の間に持上つた鮎釣あゆかけの自慢話、それから、此近所の山にも猿が居る居ないの議論——それが済まぬうちに晩餐は終つて巡査は間もなく帰つた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『アラ、鮎釣あゆかけには那麽扮装なりして行くわ、みんな。……昌作さんは近頃毎日よ。』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
昌作も鮎釣あゆかけにも出られず、日に幾度となく吉野の室を見舞つて色々な話を聞いたが、画の事と限らず、詩の話、歌の話、昌作の平生ふだん飢ゑてる様な話が多いので、モウ早速吉野に敬服して了つた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)