“あみあげ”の漢字の書き方と例文
語句割合
編上100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところがこの間靴を誂えに行って、『今度は一つ編上あみあげにして見ようか?』と僕が言うと、番頭の奴め、『矢張り深ゴムが宜しゅうございますよ。お年を召したお方は皆様深ゴムでございます』
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
彼は変なあいさつをして、そそくさと編上あみあげのひもを結んだ。
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
津田はもし懐中が許すならば、真事まことのために、望み通りキッドの編上あみあげを買ってやりたい気がした。それが叔父に対する恩返しの一端になるようにも思われた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)