“あへな”の漢字の書き方と例文
語句割合
敢無100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしも目覚めざましかりける手腕てなみの程も見る見るやうや四途乱しどろになりて、彼は敢無あへなくもこの時よりお俊の為に頼みがたなき味方となれり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
マーキューシオーどのは敢無あへな最期さいご
彼は敢無あへなくも昏倒こんとうせるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)