“あないし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
孔石50.0%
穴石50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おれ海へ行って孔石あないしをひろって来るよ。」とタネリがいましたらおっかさんは太い縫糸ぬいいとでぷつっと切ってそのきれはしをぺっといて云いました。
サガレンと八月 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「こんならもう穴石あないしはいくらでもある。それよりあのおっかあの云ったおかしなものを見てやろう。」タネリはにがにがわらいながらはだしでそのぬれた砂をふんで行きました。
サガレンと八月 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)