“あともどり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
後戻50.0%
跡戻50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後戻あともどりをして元のみちへ出て、半町ほど行くと、掘子は右へ折れた。初さんと自分は真直に坂を下りる。下り切ると、四五間平らな路を縫うように突き当った所で、初さんが留まった。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
こんな事を繰り返し繰り返し思っては、何遍か思想が初の発足点ほっそくてん跡戻あともどりをする。そのうちに頭がぼんやりして来て、何がなんだか分からなくなる。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)