“あとじまい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
後仕舞50.0%
跡仕舞50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪江さんは一番先に御飯を食べて、部屋へこもった儘音沙汰おとさたがない。唯松ばかり後仕舞あとじまいで忙しそうで、台所で器物を洗う水の音がボシャボシャと私の部屋へ迄聞える。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
跡仕舞あとじまいをしているお竹がねむたそうな声でお帰ンなさいと言ったが、お糸さんの姿は見えなかった。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)