“あさだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
朝炊50.0%
朝田50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夢のように二里の路を走って、太陽がようやく地平線に現われた時分に戸村の家の門前まで来た。この家のかまどのある所は庭から正面に見透して見える。朝炊あさだきに麦藁をいてパチパチ音がする。
野菊の墓 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
彼女がそうして朝田あさだ社長のやしきに通いだしてから五日目の朝、彼女の赤ん坊は急に母乳を離れてミルクについたためか、熱を出したのだった。
猟奇の街 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)