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『ペンギン鳥の歌』
ふりがな文庫
『
ペンギン鳥の歌
(
ぺんぎんどりのうた
)
』
森は雪におおわれて真白になりました。高い大きな枯木の上で、カラスが拡声器をすえて、今しきりに、こんなことを喋っています。 ああああただ今試験中です ああああただ今試験中です ああああただ今試験中です いつまで待っていても、ああああと云うばっ …
著者
原民喜
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「近代文学 8月号」近代文学社、1951(昭和26)年8月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
賢
(
かし
)
云
(
い
)
喋
(
しゃべ
)
枯木
(
かれき
)
真白
(
まっしろ
)
真青
(
まっさお
)
鯨
(
くじら
)