この一月の末に、足かけ四年ぶりに郷里の小豆島へ帰った。大して目的はなく、もしかしたら持病になりつつあるぜんそくが癒るかもしれないと聞かされての、急な思いつきだったのだが、帰ってみると顔を合せるほどの人がみんな聞く。 「どんなご用で。どうしに …
| 著者 | 壺井栄 |
| ジャンル | 技術・工学 > 家政学・生活科学 > 食品 料理 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
| 初出 | 「あまカラ 3月号 第一五一号」甘辛社、1964(昭和39)年3月5日 |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約5分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約8分(300文字/分) |