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『遺愛集』
ふりがな文庫
『
遺愛集
(
いあいしゅう
)
:
03 あとがき
(
)
』
春分の日が近い。そとには私の好きな菜の花が咲いているだろうか。この罪を犯してから六年になろうとしている。一日、一日がかけあしで過ぎた感がする。罪人の心が有形のもの、無形のものに育くまれ、その情に洗われた裸の思念が数百首の短歌となり、この「遺 …
著者
島秋人
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
愛
(
を
)
愛
(
いと
)
在
(
あ
)
温
(
ぬく
)
識
(
し
)
遺品
(
かたみ
)
題名が同じ作品
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(新字新仮名)
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遺愛集:02 遺愛集
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