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『凍上の話』
ふりがな文庫
『
凍上の話
(
とうじょうのはなし
)
』
もう十年余りも昔の話になるが、私が寺田先生の助手をつとめて理研で働いていた頃のことである。先生はよく日本独特のものや、特に日本に顕著な自然現象は、一日も早く日本人の手によって究明しておくべきだということを言っておられた。 その代表的なものと …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
自然科学 > 地球科学・地学 > 気象学
初出
「科学 第十一巻第一号」岩波書店、1941(昭和16)年1月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約36分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
忽
(
ゆるが
)
裂罅
(
クレバス
)
挟木
(
はさみぎ
)
罅
(
ひび
)
苟且
(
かりそめ
)
蜿蜒
(
えんえん
)
骸晶
(
スケレトン
)
鶴嘴
(
つるはし
)