あき
釣竿の影がうつつている この無限の中で 釣をする人は しつかり岩の上に坐つたまま ねむつている ねむつたまま竿をにぎつている 今日は川魚たちの祝祭日 みんな青い時間の流れにそつて さがつている針を 横目でにらみながら通りすぎる 今までどうに …
題名が同じ作品
(新字旧仮名)芥川竜之介 (著)
(旧字旧仮名)萩原朔太郎 (著)
(旧字旧仮名)有島武郎 (著)