トップ
>
『夜汽車の食堂』
ふりがな文庫
『
夜汽車の食堂
(
よぎしゃのしょくどう
)
』
雪の野原の中に、一条のレールがあつて、そのレールのずつと地平線に見えなくなるあたりの空に、大きなお月様がポツカリと出てゐました。レールの片側には、真ッ黒に火で焦がされた、太い木杭が立ち並んでゐて、レールを慰めてゐるやうなのでありました。 そ …
著者
中原中也
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
女中
(
ねーや
)
一条
(
ひとすぢ
)
明
(
あか
)
美味
(
おい
)
脚
(
あし
)
魚
(
さかな
)