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『老苦』
ふりがな文庫
『
老苦
(
ろうく
)
』
「ではお父さんは三ちやんと一緒に寝台自動車に乗つて行つて下さい。僕は電車で行きますから。」 「あら、さう。」 「病院までは僕も一緒に乗つて行きますから。」 「よし/\。」 「T老院長は患者に愛著をもつてゐます。どうしても癒さうとしてゐます。 …
著者
徳田秋声
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸春秋 第八巻第九号」1930(昭和5)年9月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
柔軟
(
やわら
)
傍
(
はた
)
自然
(
ひとりで
)
家
(
うち
)
怳
(
とぼ
)
明
(
あ
)
臥床
(
ふしど
)