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『拾った詩』
ふりがな文庫
『
拾った詩
(
ひろったし
)
:
――或る人に告ぐる――
(
――あるひとにつぐる――
)
』
なぜか知ら そぞろ歩みに誘われて 私もお祭りに加わります 誰ひとり街はずれのお宮へなぞゆくものですか みんなはこうして 涼しい夏の夜の風を浴びながら 当どもなく華やかな灯の下を さまよいます。 * 師団道路なんて 何て無意味な名前でしょう …
著者
今野大力
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「旭川新聞」1923(大正12)年8月5日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
夜半
(
やはん
)
可笑
(
おかし
)
一寸
(
ちょっと
)
屹度
(
きっと
)
当
(
あて
)
真似
(
まね
)