トップ
>
『亡びゆく花』
ふりがな文庫
『
亡びゆく花
(
ほろびゆくはな
)
』
からたちは普通に枳殻と書くが、大槻博士の『言海』によるとそれは誤りで、唐橘と書くべきだそうである。誰も知っている通り、トゲの多い一種の灌木で、生垣などに多く植えられている。別に風情もない植物で、あまり問題にもならないのであるが、春の末、夏の …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
暫
(
しば
)
掻
(
か
)
柾木
(
まさき
)
殆
(
ほとん
)
直
(
す
)
跡方
(
あとかた
)