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『怪談劇』
ふりがな文庫
『
怪談劇
(
かいだんげき
)
』
江戸時代の怪談劇は、大抵六、七、八の三月のあいだを択んで上場されたようである。つまり夏狂言とか盆替りとか云う場合に、怪談物を選択したらしい。暑い時節に怪談をみせて、夏なお寒きを覚えしめるという趣向かも知れない。 勿論、怪談の狂言に時代物もあ …
著者
岡本綺堂
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 各種の演劇
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
尤
(
ゆう
)
累
(
かさね
)
茹
(
うだ
)
三月
(
みつき
)
択
(
えら
)
淵
(
ふち
)