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『亀の子を握ったまま』
ふりがな文庫
『
亀の子を握ったまま
(
かめのこをにぎったまま
)
』
岩手県の北上川の流域に亀ヶ淵と云う淵があったが、そこには昔から大きな亀が住んでいて、いろいろの怪異を見せると云うので夜など往くものはなかった。 その亀ヶ淵の近くに小学校の教員が住んでいた。それは、伝兵衛と云う中年の男であったが、それが初秋の …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
比
(
ころ
)
獲
(
と
)
児
(
こ
)
某日
(
あるひ
)
注
(
つ
)
魚籠
(
びく
)