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『髪床やの大根さん』
ふりがな文庫
『
髪床やの大根さん
(
かみとこやのだいこんさ
)
』
今年十になつた、大根さんのお家はお父さんが髪床やさんでした。二人とも、おやさいの中で一番頭の毛が青く立派に生へてゐるので、誰れでも、大根さんの家が髪床やさんをしてゐるのを笑ふものはありませんでした。 大根さんは毎日お父さんが方々の家へ髪を刈 …
著者
村山籌子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「子供之友」婦人之友社、1928(昭和3)年3月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
後
(
うしろ
)
誰
(
た
)
頃
(
ごろ
)
十
(
とお
)
家
(
うち
)
止
(
や
)