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『山形屋の青春』
ふりがな文庫
『
山形屋の青春
(
やまがたやのせいしゅん
)
』
山形屋の若主人宇部東吉は東京へ商品の買ひ出しに出たきり、もう二週間も帰つて来ない。そのうへ、消息がふつつり絶えたきりになつてゐる。こんなことは今までに例のないことだから、留守居の細君みよ子はもう眼を泣きはらし、父親の紋七はコタツの中でぷりぷ …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「オール読物 第七巻第一号」1952(昭和27)年1月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約34分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
羞
(
はにか
)
舅
(
しうと
)
閾
(
しきゐ
)
生憎
(
あいにく
)
胡坐
(
あぐら
)
融
(
と
)