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『釣り師の心境』
ふりがな文庫
『
釣り師の心境
(
つりしのしんきょう
)
』
私は妙に魚釣りに縁のあるあたりに住んできたが、小田原で三日間ぐらい鮎釣りをした以外は魚を釣ったことがない。先日もお医者さんから、早朝の魚釣りなどは健康によろしいから、とすゝめられたが、なるほど今住むところも、わざ/\東京から釣りにくる人があ …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文学界 第三巻第六号」1949(昭和24)年8月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
傷
(
きずつ
)
倅
(
せがれ
)
却々
(
なかなか
)
取手
(
とりで
)
投網
(
とあみ
)
米
(
メートル
)
酒匂
(
さかわ
)