『学生と読書(がくせいとどくしょ):――いかに書を読むべきか――(――いかにしょをよむべきか――)』
一書とは何か 書物は他人の労作であり、贈り物である。他人の精神生活の、あるいは物的の研究の報告である。高くは聖書のように、自分の体験した人間のたましいの深部をあまねく人類に宣伝的に感染させようとしたものから、哲学的の思索、科学的の研究、芸文 …