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『ぐうたら戦記』
ふりがな文庫
『
ぐうたら戦記
(
ぐうたらせんき
)
』
支那事変の起つたとき、私は京都にゐた。翌年の初夏に東京へ戻つてきて、つづいて茨城県利根川べりの取手といふ町に住み、寒気に悲鳴をあげて小田原へ移り、留守中に家が洪水に流されて、再び東京へ住むやうになり、冬がきて、泥水にぬれたドテラを小田原のガ …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文化展望 第二巻第七号」三帆書房、1947(昭和22)年1月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約25分(500文字/分)
朗読目安時間
約41分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
泰
(
タイ
)
午
(
ひる
)
取手
(
とりで
)
哩
(
マイル
)
庫裡
(
くり
)
泌
(
し
)
米
(
メートル
)